絡まった髪をまたクシでといで 悲しみを帯びた 苦いシガレットは瑠璃色 ジェルも施せない短い爪をまた 悔やんで 水をあおいで目を覚ました 嗚呼、ラヴァーラヴァー シュールに染め上げた夢をまた 見ている 嗚呼、ラヴァーラヴァー こんな夢なんて覚めてしまえって そんなこと言ったって何も変わる 訳ないしな 私、普通の感性は 持ち合わせちゃいない ただこの気味の悪いところを笑って 叩くしか 君と普通の関係は 待ち合わせちゃいない そうやって君の悪い所をルージュで 隠すことでしか 絡まった関係をまた口で解いて 虚勢を張る 真っ赤で華奢なリップ シェルでも守れない 醜さをまた咲かせて コルセットで強く締めていく ねぇラヴァーラヴァー やってらんないって最低 また髪をグチャグチャにして 愛想笑い ねぇラヴァーラヴァー そんな夢なんて覚めてしまってさ あんなこと言ったってなんも 変わってないしな まさに、 普通の関係は朽ち果ててもう奇怪 ただその君の悪いところを笑って 探すしか 君は普通の回答も 持ち合わせちゃいない そうやって君の悪い酷い色さえも 愛していく 私普通の感性は 持ち合わせちゃいない ただ気味の悪い愛情を喜んで 肥やすしか 君と普通の感動は 持ち合わせてもいない そうやってシミも時を待って 消していくことしか出来ないしな ねぇラヴァーラヴァー シュールに染め上げた 夢をまたみている 嗚呼、ラヴァーラヴァー やってらんないって最低 また髪をぐちゃぐちゃにして 愛想笑い