従属した愛に飼われてる 自分の心にさえ嘘ついてる 現実全力逃避のアタシ 鏡を黙らせて午前三時 満たされぬ限り続く名もなき儀式 痛く 刺さる 過去のアタシが 憎く 嗤う 溶かしてしまいたい 鏡よ鏡 目障りな真実 デリート 緻密に作り上げた厚化粧 まだ足りないもっと エゴ 何万度祈って閉じた目 でもアタシが世界で一番美しいから 素顔隠す 偽物だと嗤わないで 涙光った 美しいわ 凛としたなめらかな白い肌 切長に閃いてる瞳 宝石に負けぬこの偽りが 人を強く惹きつけ惑わせる 手放すことが怖い 嫌われたくない 白い紙に墨が落ちる 拭えど黒ばみ 消えず 時が経てば経つほどに どうしてアタシは汚れていく? あの日の持て囃す賛美の言葉も 全てがアタシのもの 時を止めてよ どうか 鏡よ鏡 この世で美しいのは? 造り物紛い物であろうと 綺麗は綺麗でしょ 嫌悪 何万度祈って閉じた目 でも あの日のアタシに戻ることは できないんだ 偽物でも好きといって 涙光った 美しかった