これが最後になるなら ラフなスタイルじゃなくて もっとオシャレしてくればよかった もう一度リテイクを 待ち合わせの時間 迫っている午後2時 今から会えるかな? 君から午後1時 着の身着のまま駆け出して 君が待っている駅前のカフェ 向かってゆく 入り口ドアを開けたら 君と目が合ったんだけど 笑わなかった あっ そういうことなんだ これが最後になるなら ラフなスタイルじゃなくて もっとオシャレしてくればよかった 君にもらったピアスをして 君の目に映る私の最後の姿が こんなんじゃちょっと 終われないから もう一度リテイクを 初めて会った日も 君はミルクティー飲んで 窓に映る街を 二人で歩いたね 思い出に触れた瞬間 悲しみが押し寄せてきたんだ 音も立てず 溢れそうな涙を 慌てて止めようとしたんだけど 頬を伝った あっ ホントに終わるんだ これが最後になるなら 簡単なメイクじゃなくて バッチリメイクでくればよかった 褒めてくれたリップ付けて どうせ涙流すから メイクなんてしなくて 良かったかもね どうせ泣くんだ 直せないくらいに これが最後になるなら いい子の振りをして “わかったよ”なんて 言いたくないよ どうしても これが最後になるなら ラフなスタイルじゃなくて もっとオシャレしてくればよかった 君にもらったピアスをして 君の目に映る私の最後の姿が こんなんじゃちょっと 終われないから もう一度リテイクを