雑踏を通り抜けて光の導く場所へ 音のない情景は流れ続ける 両手を広げて すべてをつかもうとした 錆びついた線路の果てに 何かがあると信じていたい このまま時が止まればいいと ありふれた言葉で願いを込めた どれだけ君を見つめていても あの頃のように僕に微笑みかける 忘れないから… 原色のゆらめきは 目の前に浮かんでは消える 瞼を閉じても今はあの場所に もう二度と還れない このまま時が続けばいいと ありふれた言葉に願いを込めた 今なら君に明かせるだろう 僕の中にある素直なこの想いを 色褪せはしないから… 虚ろ気な眼差しで なぜ僕のことを見つめるの? もうすぐ僕もゆくよ そうすべてが今そこにあるから このまま時が止まればいいと ありふれた言葉で願いを込めた どれだけ君を見つめていても あの頃のように僕に微笑みかける あの日あの時のまま続けばいいと ありふれた言葉に願いを込めた 今なら君に明かせるだろう 僕の中にある素直なこの想いを 色褪せはしないから…