タワーの灯りが消えた零時に 携帯(でんわ)が鳴る どこにいるの すぐに会える 乱れた声で 眠れず苦しい 同じような誰かを探し 胸の渇き 抑えながら 急いでタクシー飛ばす 早くおいで ここに立って待っている 癒されるのなら どんな場所でもゆける 星のオアシス 疲れた体の 君を僕は 受け止めて 泥にまみれた 涙でぼやけてる そんな肩を抱いて 駆け出した 夢見て上った 幻想の街の観覧車 せめて夜の頂上高く 止まって欲しい 見下ろす街灯(あかり)は 夜空よりも輝きすぎて 美しくて 無残すぎて 時には全てを亡くす ここに二人 ただいっしょにいるだけでいい 解き放つように 風に泳いでいよう 星のオアシス 浮かんで消えてく 嘘も夢も何もかも 人で汚れた 心が救われる そんな君を 僕は見つめてる 星のオアシス 疲れた体の 君を僕は 受け止めて 泥にまみれた 涙でぼやけてる 朝の来ない街で 抱き合った