深呼吸したら動悸がなった 始まりも惨いデターミニズム 味方もいないその闘技場で 勝ち目ない一歩、揶楡されて これまで散々失敗はした その度帰り道は項垂れた 眠らせてくれない回想シーンは 「お前が始めたんだ」と笑う まともになれた気が少ししてた よくやれてるんだと自負もあった 安心と自惚れと驕りは 足元を決して照らしはしない これが最後かもしれないから 当り前なんて思うな今が やり残しや言い残しはない それでようやくイントロ部分 無名風情 常に捨て身 独りさまよう 星が落ちていたら拾うつもり 終わってるんだよ 誰も彼も 俯く顔 照らし出す朝が来た 燃え盛る空に 背を向けて行く 僕ら下を向いて歩こう 空には青 心に遮光 ここでしか見えないもの 知り得ぬこと 綴る 太陽でも照らせはしない 名もないあらすじを ネガティブと言われても しようがない 生まれ育ちは偽れないから だけど良いも悪いも含めて 認められるならこれ以上ない 上っ面だけで「何とかなる」と 言われたいなら他をあたって 「どうせ僕なんか」が武器になった その方法は過去作にある 身元不明 故に無形 明日に刃向かう 涙隠すこともしない生身 終わってるんだよ 誰も彼も 俯く顔 照らし出す朝が来た 燃え盛る空に 背を向けて行く 僕ら下を向いて歩こう 侮辱に笑顔 胸元に野望 ここでしか見えないもの 知り得ぬこと 綴る 太陽でも照らせはしない 名もないあらすじを 見上げた憧れが 眩しくて目を焼いた 打ちのめされた僕は 夢の底に落ちた ただ咽び泣く 「だからこそ」が 分けた明暗 過去の清算 やがて成り立つその死生観 これは映画じゃなく生活 終わってるんだよ 誰も彼も 俯く顔 照らし出す朝が来た 燃え盛る空に 背を向けて行く 僕ら下を向いて歩こう 襲う嘲笑 上ずる歌唱 ここでしか見えないもの 知り得ぬこと 綴る 太陽でも照らせはしない 名もないあらすじを