花束を持った 愛すべき人を探していた 僕らに足りないのはさ どうやら 「教養と知識」だ 時は流れてく 大人に変わって 大切なものを探していた 忘れてしまった 愛すべきものよ 時に雨霰 空に舞え 花は散って 君に合う花が無くて 時は枯れ 雨に流れて行く 花束が散る頃に 僕らの愛は確かにあった 「さよなら」を知る度に 僕らは大人になっていく 花びらが散った 愛すべき人は此処にはいない 時に陰り あゝ 悲しいものばかりで残念 灰になって 僕ら燃え尽きるその日まで 後悔はない 明日にしたい そんな風に生きて 時に霧霞 空に舞え 君は散って 別れの言葉も無くて 僕は枯れ 雨に紛れて泣く 「さよなら」を知る度に 確かにあった 愛を離して 「さみしさ」を知る度に そうきっと 涙の意味を知る 花が咲き散る頃に 僕ら出会った そして別れた 「むなしさ」を知る度に この世に在る意味を知る 愛を食べて 無くなった 雨に打たれ 夜に流れた あゝ 時に悲しいから 世界は美しいんだろう 音に乗せて 花は咲いて散る 錆びた町を歩いていく 君は何処に行く 僕は歩いて行く 花束が散る頃に 僕らはそうだ 確かに愛した それでもまだ 思い出してしまうよ あの日々を 花束が散る頃に 僕らの愛は確かにあった 「さよなら」を知る度に また一つ 大人になっていく 花が咲き散る頃に いつかは君も 枯れないように 「かなしさ」も愛して 愛して また一つ 大人になっていく 花は咲いて散る 錆びた町を歩いて行く 君は何処へ行く そう僕は、歩いて行く 花は咲いて散る 錆びた町を歩いて行く 「君は何処へ行く?」 「じゃあ僕は歩いて行こう。」