優しさも 強さも 痛みも全部 いつでももらってばかりだったんだ むすんでひらいて むすびなおして 繰り返していく 次は僕が 大きく息を吸い込んで 届けたい 伝えたい 「ありがとう」を君に 帰りのベルが鳴る でもまだここにいたくて 僕は君の手をぎゅっと掴んだ 困った顔でも笑ってくれたね 微熱は大袈裟に ガラガラ声作って呼び出した 駆けつけた君は不安げで 申し訳なくなって布団に隠れた 当たり前みたいに となりにいてくれた 立ち止まった時は君の声が聞こえた ひとりじゃ何もできないんだ 優しさも 強さも 痛みも全部 いつでももらってばかりだったんだ むすんでひらいて むすびなおして 繰り返していく 次は僕が 大きく息を吸い込んで 届けたい 伝えたい 「ありがとう」を君に 理想の自分の設計図 どこを見られても恥ずかしくない いくつか部品が足りなくて 完成まではまだ遠いみたい あれもこれも眩しすぎて 眺めながら涙がこぼれた だれもかれも羨ましくて 気づかれないように隠れたんだ 本当の僕はこんなもんさ 自分が1番わかってるよ ひとりになって気がついたんだ もらったものの大切さに あんなふうに 君みたいに どれだけ時間がかかろうとも 不安や心配も抱きしめて 泣きたい時こそ笑ってみよう あんなふうに 君みたいに 僕もいつかなれるかな 変わりたいんだ お手本はいつでも君だよ 終わりなんかじゃない またここから始めるんだ 優しさも強さも 今度は全部 僕が伝えていく番だから 転んで泣いてもまた歩き出して 繰り返していく それでいいよ 隣にいるくらいはできるよ 優しさも強さも痛みも全部 いつでももらってばかりだったんだ むすんでひらいて むすびなおして 繰り返していく 次は僕が 大きく息を吸い込んで 怖くても 大丈夫 ここにいるよずっと 届けたい 伝えたい 「ありがとう」を君に