走り続けた"その先"に何が待っているんだろう 心臓が鼓膜に張り付いたようだ もうやめたって誰も咎めないよな でも立ち止まる僕の肩を 叩いているのは誰なんだろう? 積み上げた時間を 捧いだ情熱を 断ち切るのは早いよなって 1%の可能性に100%BETで賭けたんだ 無様に足掻くほど 手にしたものは輝くだろう ああ、この一瞬にすべてを捧ぐ覚悟はある 時に笑われた努力がいつか心を震わすだろう ああ、昨日より一歩前の今日で "その先"を見にいこう その瞬間は呆気なく告げられ まるで他人事のようだったな 続いていくアイツを見て 戻れない自分を思い知って はじめて涙が出た "やりきった"なんて強がりが 僕のいないグラウンドに転がっていた 重ねた日々の重さでさえ 測るのはたとえ"他人"だとしても 誰にも言わせやしないぜ これまでが無駄なんて 描かれない物語の中のひとりに過ぎなくとも ああ、ちっぽけな僕のすべてを 此処に置いていくんだ 誰もが正直に生きたい自分を隠して 大人になって忘れたふりをしている それでも僕らは歩いていく 肩を叩くのは僕だった 決めるのはいつだって あの日燃やした情熱が 燻ったままの悔しさが ああ、いまも僕を突き動かして 夢はあの日と違っていても うまく生きていける僕でも あの日の歓声が あの日の太陽が 僕の背中を押すよ 息の限り走っていくんだ 僕という果てしないレースを ああ、"限界"の一歩だけ前に光は落ちている "その先"はそこにある