燃え尽きる寸前の 胸の奥で残ったのは 願いでも希望でもなく 君の顔だった 手放すように 差し出した この命のかけらが 未来を照らすことを 信じてしまった 優しさでしかなかった言葉が 君を縛ってしまうのなら それは優しい呪い 引き返せなくする祈り 「後は頼む」その一言が 刃より深く突き刺さる でも君なら背負えると 信じてしまった それが僕の最期だった 迷いを断ち切るには 覚悟だけじゃ足りなくて 誰かの想いさえも 背負わなきゃいけない 焼け落ちるその瞬間に 何を守れたかなんて もう知るすべもない けど君はまだ立ってる この火が君を焦がすなら どうか 燃やし尽くしてくれ それは優しい呪い 君を奮い立たせる言葉 傷つくたびに灯るような 誰にも見えない灯火 迷わずに進めたら それだけでいい 僕は君に託したんだ 悲しみさえ 君を支える光に 変わってくと信じてる 振り返らなくてもいい ただ 進め それは優しい呪い 救いのようで残酷で でも君がそれを抱きしめたとき この死に意味が生まれる 燃え尽きた僕の声が 君の中で生きていく だから 後は頼んだよ
