青い風に背中を押されて 夏祭り 太鼓の音 浴衣姿の君の笑顔が 悲しそうなのはどうして 離れていく心を ふたり隠すのが上手くて 気づいていたけど分かってない ふりをしただけ そう何度も何度も繰り返して 夕闇を打ち落とす光の雨 あの打ち上げ花火に込めた 記憶とともに 夏は終わりを告げる 楽しげな人並みに紛れて なぜか言葉は途切れて 去年ふたり掬った金魚は ときにさらわれて消えた もう1人の自分を いつも見てるような気がして 似すぎていた分違いは立って 許せなくなって そう何度も何度も繰り返して 夕闇を打ち落とす光の雨 あの打ち上げ花火が照らす君の横顔 涙が落ちて消えた そう何度も何度も繰り返して 夕闇を打ち落とす光の雨 あの打ち上げ花火が終われば 僕と君の恋は終わる あの打ち上げ花火が…