朝靄の中で見つけてしまった 少し先歩く君のことを ポケットの中で絡まるイヤホン この鼓動と歩幅 なだめたくて 君に追いついちゃわないように 役に立たない信号機 止まれか進めか教えてくれよ そう 今日じゃなくたって 別にいいんだよね それなのに ふいに君は立ち止まって 振り返ってうっかり目があって 吸い込まれて GAME OVER どうかこの声よ震えないで 伝えさせて どうせ言葉足らずなら せめてまっすぐに 1秒後の世界を考えたら 怖かったんだ だけど今日は青天白日 君が好き ずっと好きだった 君のイヤホン 鳴らしているメロディー 流行りのやつかな そんなんじゃないかな うつむき時揺れる前髪に 隠れたストーリー惹かれてゆく 決して崩れぬ等間隔 なんて勝手に抱く先入観 まあ 今日じゃなくたって 別にいいんだから だけどもう きっかけを探して逃して 終わりの鐘が鳴り響くような 堂々巡りにグッバイ どうかこの声よ震えないで 伝えさせて どうせ言葉足らずなら せめてまっすぐに 1秒分の勇気を 掌いっぱい 握りしめた 見上げれば青天白日 君が好き ずっと好き ノートの隅に描いた 双曲線みたいな2人だな 背中合わせのまま 伸びてゆくのは 嫌だな 辛くて心地いい 季節が終わってゆく どうかこの声よ震えないで 伝えさせて どうせ言葉足らずなら せめてまっすぐに 1秒分の勇気を 掌いっぱい 握りしめた 見上げれば青天白日 君が好き ずっと好きだった
