遠くから わたしのために 風が吹く いろんな色の 貝殻や砂 波打ち際に 運ばれてる なにもない 空の青さに オレンジの 夕陽がとけて 人魚は恋に 疲れ果てたの それでも 10カラットのダイアモンド 両手で胸を抱きしめる 閉じた瞳の中の 横顔さえ 今はただ 懐かしい すれ違う 異国のひとが 微笑んだ 南の島の まぶしい日暮れ 白い陽炎 揺れて消えて 思いだす あのひとの声 あのひとの やさしい言葉 きみが誰より 大切だった そうして 10カラットのダイアモンド 心の奥に輝くの 濡れた長い髪 切りはしない 潮風に 乱れても 【 ♪ 】 10カラットのダイアモンド あなたに逢えてよかったわ 沈む太陽が きらめくから ひとりごと海につぶやいた にじんでゆく ダイアモンド 愛してそして愛された 暖かい記憶 それだけは いつまでも 忘れない 10カラットのダイアモンド あなたに逢えてよかったわ 沈む太陽が きらめくから ひとりごと海に つぶやいた にじんでゆく ダイアモンド 愛してそして愛された あたたかい記憶 それだけは いつまでも 忘れない