最高な夜を奪うよう 朝が早い東京 吐いた唾 跳ね返す コンクリは無表情 遠いな。 段々なんかわかってきた この街の色 あの子が言うこと でも 段々わかんなくなってきた 涙の理由も 帰り道の気温も 街は光で溢れてるのに 暗い鍔の下にぼくは独り 明日も予定は埋まってるのに 穴は空いたままだ 澄んでいた ぼくらの 未来も 上書きされてくの? 匂いも 日常も 帰りたいと思える居場所も 同じ朝でもきみとはすれ違い 駅から家まで足は重い イヤホンを外したら 進めないような 段々なんかわかってきた この街の色 あの子が言うこと でも 全然なんもわかんないや 寂しい癖に ここにいたい 街の光に縋ってるのに 帰り道になればぼくは独り 明日も予定は埋まってるのに 穴は空いたままだ 澄んでいた ぼくらの 未来も 上書きされてくの? 匂いも 日常も 帰りたいと思える居場所も 寄り添ってほしいけれど 泣けなかった 全てが揃う街で 何かをまた忘れてる 気づいてよ 街は光で溢れてるのに 暗い鍔の下にぼくは独り 明日も予定は埋まってるのに 穴は空いたままだ 澄んでいた ぼくらの 未来が 壊れてしまわないよう 死んでも 染まっても 変わらないものだけを 握ってよう