夕立が頭にぶつかって 君のバスと春が過ぎていく 狂わされる前に狂って 気づいたら走っていたんだ 誰か僕の中の純粋で 鋭い牙を持つ番犬に 心さえ締め付けるような 首輪を付けてくれないか 海岸線目指して 海岸線 青と白混じった境界線 踏み出した記憶もない ただ気づいたら走っていたんだ 季節を追い抜くぐらいのスピードで 夕立が頭にぶつかって 君のバスと夏が過ぎていく 狂わされる前に狂って 気づいたら走っていたんだ 愛 ギター 自由 希望 どこまで行こう 僕ら 春 夏 秋 冬 も追い越して 僕ら 夕立が頭にぶつかって 君のバスと秋が過ぎていく 狂わされる前に狂って 気づいたら走っていたんだ どしゃ降りで地団駄踏み出して ぶち抜いて季節の境界線 時代も壊れるぐらいのスピードで 風向きは未来を指差した 心臓が止まってしまう前に 自分さえ見失ったっていい 全てをぶち抜いたスピードで 夕立が頭にぶつかって 君のバスと冬が過ぎていく 狂わされる前に狂って 気づいたら走っていたんだ 瞬き無し 要は一瞬さ この足が未来を越えていく 僕ら 春を追い越して 夏を飛び越して 秋をぶち抜いて 季節すら追い抜いて