死にたがりのあの娘の 手首が沁みればいいな 強がりばっかのあの娘が 涙を流せればいいな 明日ぽっくり死ねるかもなんて 悲しくて泣いちゃうからやめてよ 君がいないと死んでたとか そうそれもっと聞かせてよ 味がしなくなっても ずっと嚙み続けてあげる 真っ赤に染まった君を見て 君しかいないと思ったの この世界に残された希望も絶望も 君の中 あたしとっくに好きになってたとか 今更気づいてももう遅いよ 僕がいないと死ねないなら もうそれは君じゃないのかも 目が見えなくなっても ずっと覚えていてあげる 真っ赤に染まった君を見て 君しか居ないと思ったの この世界に残された希望も絶望も 君の中 やけに具体的な未来の話は 涙で滲んで読めなくなってた あとがきで無理やり書き 換えれるような 結末じゃなかったんだな 真夏に死んだ君を見て 僕しかいないと思ったよ この世界に残された希望も絶望も 君の中 とか言ってたっけ