もしも僕がいつか死ぬなら 君の生まれた春がいいな うんざりするようなことは もうこれ以上 いらない 僕が生まれた時に親は 泣いて大喜びしたらしい でも 今生きていても 誰もそんな風に喜んでは、くれない モノクローム 息の詰まるような日々を 君が彩っていった 街灯、改札、部屋も全部 君が色をつけたんだ モノクローム 息を殺しながら 生きなくてもいいよって言った 君の言葉をまだ信じているよ 馬鹿みたいにさ 君の好きな柔軟剤で シーツもシャツも洗濯するから 一緒に眠ろう 悪い夢を 見ないで済むように 分かり合えなかったあいつらも 突き放したあの子や もういないきみも いつか また会えるかな