始発も走らない 青みがかる世界 あとは「朝だ」と 言えばきっとそうなる 残っちゃったビールが 冷蔵庫の中に 置いていくから 飲んでおくれよ 何が待っているのだろう 知りたくて 進むと決めた なのに笑いあった君が 瞼の裏に残って 旅立つときは もうすぐそこに 眠った街を 起こさぬように 旅立つときは もうすぐそこに 馴染んだ夜に 別れを告げる 白んできた空には 星が見つからずに あとは「朝だ」と 言えばそうなる なにで盛り上がってたんだろう 内容はすっかり忘れた なのに笑いあった僕ら いつか何処かで会えるよな 旅立つときは もうすぐそこに 眠った街を 起こさぬように 旅立つときは もうすぐそこに 馴染んだ夜に 別れを告げる 旅立つときは もうすぐそこに さよなら 夜に別れを告げる