消えた声の跡 黒く濡れた空 光も優しさも 指先で壊れた 貴方がいたこと 誰も知らなくて 私だけがまだ名前を呼んでる 冷たい耳に残るのは 痛い言葉の雨 「綺麗だよ」なんて誰も言わない でもこの痛みが 私を唄にする 夜の奥底で 影が私を壊す それでも叫ぶよ 傷だらけでもいい 終わりに捧ぐ 悲しい声が 貴方に届かなくても 私はここに立ち続ける 声もなく立ち尽くす 壊れた音叉を照らすスポットライト 日々何も答えず ただ灰を降らせる 忘れてしまえば楽になるのに 胸の奥で糸が絡まる 誰もいない夜の帳 笑うように思い出が揺れる 涙落としていい 闇の中の優しさなんて吐き捨てて 信じてたなんて誰も知らない でもこの傷こそ私の証になる 世界の底で願いが堕ちていく それでも祈り続けて 呼吸が絶えてもこの光が いつか誰かの闇に灯るなら 私はここに崩れ咲く 痛みから咲く
