君のこと想うだけで ベッドの上 星が流れるよ 空っぽのイヤフォンから 君の声が溢れて止まらないよ 世界でいちばん幸せな夢を 想像するんだ 瞼のスクリーンに 今夜は 夜空のベンチで待つよ 12時が回る頃に 待ち合わせしよう 話したいこと たくさんあるよ 朝まで帰さないから 覚悟しててね 夢の中だけでいいから 僕の 名前を呼んでね 今日はきっと 天気がいいから 星だってさ よく見えるはず 美味しい 紅茶を 淹れておくよ お腹 空いたら ドーナツ食べよう チョコレートの コーティングのやつは 君にあげるよ 好きだったでしょう? 僕はね いまだ進めていないよ "例えば"とか"あの時"とか 考えちゃうよ 泣き虫な僕を叱ってくれよ いつかみたいに この手を握ってほしいよ わがままばっかりでごめんね もう届かないって分かってんのに そっちはどうだい? 元気ですか? あれから いろんなことに気づけたよ 少なくなった足音とか 道端に咲いた花とか 君がいなくなったあとにできた 寂しさとか 今夜は 夜空のベンチで待つよ 今までの2人の映画を上映しよう 話したいこと 本当は そんなにないよ ただもう一度 君の温度に触れていたかった 君のことを 想うだけで こんなにも 胸に星が降って 痛い 今日はもう遅いから おやすみ