プラスチックの花束を あの子にあげよう それはきっと枯れることはないから ウミガメのスープを あの子にあげよう それはきっと 僕だけがあげられるものだから 「夢は浅い所で見るものだ」 と誰かが言った 僕は深い所で見たいのに 胸ぐらを掴みやがった彼女 「私の夢は私よ」 胸を揺さぶりやがった ロックンロール 永遠の歌と終わりを待つ さよなら僕の愛しい人 溶けてゆく 僕等、浮遊、夕影、空っぽ、太陽、 法螺、なんだ夢か 掴んだ所から 崩れ落ちてしまいそうな今日だ 胸ぐらを緩めてしまった僕は 情けなく歌うよ 心臓の1番近くに居た 君の名前はなんだったっけ? さよなら僕の愛しい人 溶けてゆく