桜散ってゆく頃 踊り場の隅で 何もかも嘘なのかも 日々は無情って思っていたよ 終わりを知ったような口ぶりで 話すセンコーも 大人になりすまして いるだけなのかも どこまで走った 声あげて走った 見えない傷跡が少し痛むけど 満ち足りた世界で 満たされない僕らは 春を待っているよ ずっと同じ場所から 満点の星空に乙女座のあの娘を 想ってしまうような 上昇してゆく体温に ドキドキするような 夜をいつまでも 夜を走った 声あげて走った 嘘だらけの街で2人だけなら 満ち足りた世界で 満たされない僕らにも いつかは暖かな春が訪れますように 戻らない日々の中答えなどないから 魔法にかけられていよう 僕らだけ