雪解け伸ばす木の芽 薄紫の命は 風を受け尚笑う 石を割れずいても 清くあれ 清くいろよ いつでも誰かに優しくあれ 清くあれ 清くいろよ 見知らぬ誰にも優しくあれ 子を連れ歩く日々は 日差しの盾となりて 飛べれる羽は無くとも 理想を持ち歩め 高くあれ 高く舞えよ 見渡す景色に誇りを持て 高くあれ 高く舞えよ 見渡す世界で光を受け 荒れる海より強く 緋色付いた川昇り 繋ぐ命があると 旅路を降り果てる 強くあれ 強く育て 必ず誰かの味方であれ 強くあれ 強くおがれ 身近な誰かの力となれ 凍えた緑の針も 降り積もる雪を抱けと 木漏れ日の朝想う 例え一本でも 耐え忍べ 耐えて生きろ 泣きたくなったら帰れば良い 耐え忍べ 耐えて生きろ 泣きたくなったら帰ってこぉ 今がある 命がある 故郷を心に持て