てのひらに 落ちて 融けてゆく雪を 握りしめて 僕は 足を止める 君の声が かすかに 聞こえた気がしたのに 降りしきる雪 その声も僕の足跡も 消してゆく 見えない マイナス7℃ 夜空 白く染まる 何もかも かじかんで 感覚すら ない できるなら もう一度 抱き寄せて 君を ぬくもり 感じ合えたら 二人は生きてゆけた? てのひらは いつも 居場所を求め 君に触れたら きっと もう離さない 欠片 気持ちの欠片 すくって 集めた 愛なんて分からなくて 君を置き去りに 願いは もう一度 そばにいたい 君と 降り積もる 悲しみは 雪の中に Oh, できるなら もう一度 抱き寄せて 君を ぬくもり 感じ合えたら 二人は…