子供の頃 おばあちゃん 話をしたよ あの煙突だけには行ってはだめと なぜなの おばけでもたくさんいるの? 怖い顔だけをして返事はなかった 夜になれば トイレ行けずウロウロして 後ろ向けばなにかいるようで 迷信さ 好奇心? 彼女を連れて あの煙突行こうよ バスケット持って 鉄条網とぎれた場所くぐりぬけ 高い塀を乗り越え忍びこんだ 唸りをあげ錚錚(そうそう)と そびえたち 煙突の影 時の流れくるわせて 二人だけの秘密基地いるようで 彼女腕を握りしめ もうもう見上げるだけ ♪ あれから彼女どうしたの どこ行くの まるで人変わるよに 僕を避ける 今でも彼女が好き でもしょうがない? 鏡を見て気づいた事あるんだ 髪も髭も爪も伸びない 臭いもない 後ろ向けばなにかいるようで 髪も髭も爪も伸びない 臭いもない 腕握りしめた跡さえない いいつけ破ってごめんね