腰を下ろした地面 伝わる冷たい温度 少しだけ心の温度を誤魔化した そんなに何度も何度も 言わないで分かってるから 無残にも悲しい顔を ひとつすることもなくて 溶けて消えてゆく 染まって色づいてく 綺麗な言葉ほど歪んでいて 「もうほっといてよ」と そう吐き捨てた 何も考えたくなくて逃げ出したんだ すり減ったスニーカーから 浸み込む冷たい温度 呼吸は跳ね返る雨音にかき消され そんなに何度も何度も 聞かないで言いたくないから 飾った言葉はすぐに綻んでしまうの 揺れて色褪せてく ぶつかって繋がってく 尖った言葉ほど臆病で 「もうどうでもいい」と そう投げ捨てた 誰も気づいてくれなくて諦めたんだ ダメダメこんなんじゃって 離して触らないで 交わる二つの感情 どこへ向かえばいい? このままどこか遠くへ 本当に聴こえてないの? 助けてくれるなら お願い耳を澄まして 溶けて消えてゆく 染まって色づいてく 綺麗な言葉ほど歪んでいて 「もうほっといてよ」と そう吐き捨てた 何も考えたくなくて逃げ出したんだ