雨がちらつく夜明け 僕らは車に乗り 地図を見ながら走る 時々間違うけど しばらくして 雨はあがっていって 青い空 君はうれしそう 冬の山はとにかく 小雪でいっぱいだね 途中で車止めて 僕らは歩きだした 辺り一面 真っ白 銀色で 小さな光 雪に 反射して 君を照らす 寒がりな 真っ赤になった頬のまま笑う 白いキセツは 二人をつつみ 距離を短くさせる 冷たい風が マフラー揺らす 縮こまってる君の顔 またいつか行こう 一つのコトバに一つの返事だけ 二人の間にはただ雪が舞うの 時さえも 僕らを手離して 白いキセツは 二人をつつみ 距離を短くさせる はしゃぎ疲れて 僕のとなりで 寝てしまっている君の顔 またいつか行こう