夢に揉まれ 気付けば 僕はひとり 紡ぐ文字は途切れて 独りよがり そばのいたはずの君の声が遠くに聞 こえて ふいにちらついて外に出たくなった 日々に追われ 気付けば 君はひとり かける言葉もわからず 急に黙り 文字に透けて落ちた思いだけ拾い上 げて 漏れた声の先に ひとりぼっち 今日は僕から声をかけるよ 明日は君の声を僕に聞かせてよ もっとなんて言わないから 黄昏に耳を傾けて やけに外は茜色で 夕暮れの匂いを思い切り吸い込んで 吐いて その繰り返しで僕は今を生きている んです 今日は僕から声をかけるよ 明日は君の声を聞かせてよ もっとなんて言わないから 黄昏に耳を傾けて