初めて君に出会った 思い出の場所で今日もまた 流れていった星に 願い事をしたんだ 「ずっとこの素晴らしい時間が 続きますように」 けれども僕は何も言えずに 寝転んでそっと目を閉じた その目は今何を見てるの? ホントはあいつが 隣にいてほしかったんだろ? 飲み込んだ言葉が痛いよ 僕には無いものが多すぎるな 認めたくないけど 歩き方だって 言葉遣いだって あいつを意識してる僕がいるんだ 今 遥か先を流れていった 星はもう二度と戻らないけれど 二人見たあの夜空はまだ 僕の心に残り続けているんだ ずっと ずっと閉じ込められたままだ 100年に一度のこの夜に 駆け足で向かう駅への道 擦りむいた手のひら 遅れた僕を君は責めずに 笑って「ホッとしたよ」と言った 「せっかくだから 散歩でもしようよ」 願ってもない話で 赤くなった頬を隠した 想いを告げるには早すぎるな 壊れることだって わかってるけれど 口が動きそうで でも何もできない僕がいるんだ 今 遥か先を流れていった 星はいつ僕の願いを聞くんだろう 願うわりには何もしてないや 「まあいいや」その言葉に逃げるの 今 遥か先を流れていった 星はもう二度と戻らないけれど 二人見たあの夜空はまだ 君の心に残っていてほしいな ずっと ずっと閉じ込められたままだ 100年に一度のこの夜に 気づいた輝き