皮肉に塗れたこの世界が いつからか僕のことを 蝕んでくのを感じていたんだ 壊死する心が 淡い夢を見なければ 諦めることすら遅すぎた 怖気付いて 震える声で何を叫べばいい 噛み付けず僕は塞いでる 何も知らずに尻尾振って今 黙って媚びていれば救われる 誰でもいい 教えてよこの成れの果てに 負け犬ならどう鳴くの いつもの様に誤魔化しては目を 逸らして 虚しいとか言いたいなら 何故夢をみた また夜明けが来る まだ怯えている 震える声で何を叫べばいい 噛み付けず弱者立ち止まる 何もできずに尻尾巻いて今 黙って消え失せれば報われる 本当はもう 理解ってるこの成れの果てを 負け犬なら吠えるだけ