うつろな瞳は空写し何を思う 乾いた大地にのまれ 泡のように溶けて消えた群れは 飛ぶことを忘れ救いを求め 哀れみで希望を売る商人 偽る幻想に奪われていく 砂上に揺れる陽炎のよう不確かな明日はまだ見れず 世界は残酷なまでに優しく嘲笑い 見せる名もなき鳥の羽を描いた 照りつけいく太陽に生きようと草木は形を変えて 探していたオアシスを求めて 傷付いた羽は風に揺らいで 海を渡り辿り着いたこの地で奏でた声導いて 砂上に歌う鳥のように翼広げこの空を舞う 自由を求める旅人 誰もが平等に飛べる空に描いた明日はどこかへと 夢幻へ誘う 楽園に消えゆく… 飛べない…もがれた羽 飛びたい…と願い続け そびえるこの地でまだ枯れないように 砂上に歌う鳥のように翼広げこの空を舞う 自由を求める旅人 誰もが平等に飛べる空に描いた明日を見ていた 夢幻へ誘う 鳥たちの歌が…