好く熟れてる無花果(いちじく)、を 両手で割ったよな 少し落ちた 朱 色の 片側想い 君が忘れてしまった 音楽室のすみ 開いたり閉じた僕の 昨日が終わる あこるでぃおん 親指の間を しゅるりしゅるりほどけてくよに あこるでぃおん あどけない手つきで 僕の想いほどいて。 <♪> 会いたいな ああ、居たよな… 5時限目のあとは すくい出せず、たたずんだ げた箱の影。 ぎっしりと詰まった実が はじけてしまうから こらえきれずに あの教室に 駆け込んだっけ あこるでぃおん 親指の間を しゅるりしゅるりほどけてくよに あこるでぃおん あどけない手つきで 僕の想いほどいて。 <♪> あこるでぃおん 中庭をくぐって しゅるりしゅるり ただただ、流る あこるでぃおん もらさない想いで 君と僕をとどめて。 あこるでぃおん 親指の間を しゅるりしゅるりほどけてくよに あこるでぃおん あどけない手つきで 僕の想いほどいて。 しゅるりるらる ほどいて