拾う 部屋の隅 苦悩を想う 朽ち果てた花 僕のしたこと 昨日 なんて 言い訳じみても 足音はただ 独りよがりの 鼓動 迷う 僕じゃなくてもと もう何度目の 自己弁護だろう 不毛 生捕の時間は過ぎてく 犠牲にした君が世の春 巻き戻すのはもうとても無理で乾い た涙で 土も枯れた 恋の 終わりの失望は 火が消える音 目を覆うほどの 無残な遺体のよう 贖罪の想いがあっても 弁解の余地もないだろう 一級戦犯が僕でも 減刑なぐらいです 周回遅れの懺悔も 法廷は既に閉じてる 死刑執行の前夜も 後悔で過ごしてくいくの? 朽ちた 花びら撫でようと 伸ばした指が 触れ合う直後 揺らいだ 想いは 人生のすべてをもっても 傷を癒せはしないかも でも 歪んだ今も一部だと 愛すほかないよ 終わる前提の シングアロング 思い出したんだ今もなお 深淵で触れた想いは 忘れないでいて