ああ、夢ならば覚めないで 僕の夜をさらって 君の事を幻に変えないで きっとこの目に狂いはない 時すでに遅し 頭をよぎる君 男らしくと選んだ言葉も 君の前だと格好つかなくて 尻に敷かれても 僕の事なら 最高のクッションになれるのさ 気が向いたらさ たまには枕にして 寝ておくれ ああ、夢ならば覚めないで 僕の夜をさらって 君の事を幻に変えないで 世界中、誰にも真似出来ない君の 隣でずっと歌っていたいのさ ねぇ、肝心の一言を 君はいつまで胸にしまっているの? 巧妙なトリリクのよう お陰様です 追いかけています なんて、物好きな人なんだろう こんな僕の側に来て 明けない夜に 灯をともしてくれるのだから ああ、「幸せに見られたい」 だけならいくらでも 他の誰かを選べる君なのに 「幸せを分け合いたい」 僕と君とならさ 当たり前に出来る気がしているんだ 醜いも甘いも涙の日々も 寄り道しながら歩いてきたでしょう きっと二人なら 今日も明日も明後日もその先も ああ、夢ならば覚めないで 僕の夜をさらって 君の事を幻に変えないで 世界中、誰にも真似出来ない君の 隣でずっと歌っていたいよ ありふれた日々を