ヘッドライトに照らされて 重なった影 君のまつ毛が不意にそっと揺れる 真夜中ベッド抜け出して キッチンに立ち ミルクを沸かす 君を 僕は見てる 今 君を深く深く吸いこむ あふれた春風のように たとえ 僕らが遠い未来 離ればなれになってても 君の背中を 指でたどる 愛の軌跡を忘れない ただ 2人だけのコトバ 買い物してる君と会う 君は手を振る 家路をたどる 夕暮れ 2人 歩く またビルがひとつひとつ増えてく ぼやけたこの街の中で 君の弱さや僕のずるさ 全部2人は受け止める ヤニ臭いシャツ洗う君を ずっと眺めていたいから ただ 2人だけのコトバ Ah- 世界中 息をひそめて 眠る僕らを 静かに乗せて 回る そして 回る こわがらないで… たとえ 僕らが遠い未来 離ればなれになってても 君の背中を 指でたどる 愛の軌跡を忘れない たとえ 僕らが遠い未来 離ればなれになってても この瞬間が答だと 信じているから ただ 2人だけのコトバ Ah- 君の涙が 星になる夜 僕の寝言が こだました夜 2人の吐息 はみ出した夜