重たい制服 重たいカバン 汚れた下駄箱の文字 でもなんでかな 今になってさ もうちょっとだけあの時間が 続いていたならなんて 思ってしまう ゆっくりと離れてく バイバイに 降り積もる想いは 気づかないふりして また会える そう会える それはわかってても 君の声がしない 明日が切なくて 褪せた校舎を映す 君の肩に 開きかけた桜が こぼれ落ちた 時計の針見つめる 昼下がり 眠たくなる先生の声 でもどうして 今になってさ もうちょっとだけ あの暖かさに 包まれてたいなんて 思ってしまう 焼ける空 廊下伝うチャイムと こだまする毎日が 遠く離れていく また会える そう会える それはわかってるけど 君と交わす今日が 記憶に変わってく 穏やかな陽と 一人吹く風に ひとひらの花びらが 優しく舞う 花になる あの日々が 明日を導く ずっとそばで また会える そう会える だから今は 君と笑っていよう 巻き戻せない青い春 桜の風が 背中を押している 一歩ずつを隣で 見守るように 明日からも歩こう ここに想い出残して