ならんだ石ころみたいに隣りあう 孤独でいよう ほろんだ 文明みたいに救えない2人でいよう 勝手に見つけて運命と決めて 恐々と愛して燃え尽きた この耐えがたい淋しさを愛せたら まともな思い出になれるかな あの日見えていた未来が 幻想のようにゆがんで 壊してしまえたらそれでいい アルバムから抜け落ちた記憶が肩を 叩いて ふり返ればそこには誰も居ない 乾いた 口笛みたいにさりげない2人でいよ う 無くした ピアスみたいにふぞろいな2人でい よう 小説も映画もかなわないくらい どこまでも愛して愛された もう返らない願っても叶わない 忘れることさえも ああ 真夜中に自転車で追い越した夜風 朝焼けの残像が今も 風にふくらんだブラウス 亡霊のように揺らいで 背負える十字架があればいい 天国からおっこちた涙が肩を叩いて ふり返ればそこには いつか僕たちの矛盾が 亡霊のようにかすんで 笑える傷跡になればいい 忘却から現れた小さなドアを叩いて 呼びかければそこには…… 空白をついばんで 寂しがる君が見たいな
