濡れたアスファルトの匂い うねる髪 そこには甘い湿り気 あいにくの空模様 ひとつの傘の下で 2人は腕を組む がんばる理由もないでしょう? 今日は化粧もしなくていいよ コンビニの帰り道 部屋に戻ったらドラマの続きが 待っている だってね いつでも 君がいる それだけで傘ごしの 街は煌めいて ぶつかってしまう日も 来るのかな だけどほら 大丈夫 雨降ってなんとかっていうでしょ う? 水溜りに映る 僕らは確かに 幸せそうでさ 「私 雨の音好きなの」 潤った声でそう呟いた 君が好きだというものは 大抵 好きになっちゃう僕 呆れず笑ってね そうだよ いつでも 君がいる 朝寝坊 あの歌も 教えてくれたね もしもひとつ願いが叶うなら このままの 幸せが 続いてくこと願うよ 雨上がりの虹が 未来へと向かう 道になる 信じて いつでも 僕がいる それだけさ それだけで 足りてたら良いな ねぇ好きだよ 君がいれば この世界は 微笑んで まあるく優しくなるんだ 水溜りに映る 僕らは確かに 幸せそうでさ