あれからどのくらい経ったかな いつかの記念日でくれたこの ピアスも もう捨てなきゃいけないかな こんな僕でごめんね 街灯照らされ揺れる2人の影 君は覚えてるかな 君はいつも歩くのが遅かったけど 時間は駆け足で 君のわがままなところも ちょっとだらしないところも 好きだったよ 夕暮れのオレンジ色と揺れる 君の髪色は いつだって僕の幸せの一部だったよ 君が脱ぎ捨てた靴下も 置きっぱなしの ペットボトルももうないけど なんでこんなに虚しいんだろう こんな私でごめんね なんでもない時を 過ごしたこの狭いワンルーム 君は覚えてるかな いつもふざけたことばかり 言ってたよね 「ねぇ、ちゃんと聞いてる?」って 君の甘えん坊なところも ちょっといじわるなところも 好きだったよ 君はいつも寝るのが早くて 私を1人に するけどいつだってその手は 優しかったよ 静かな夜 広いベットにはぽつんと1人 消えない君の匂いが 嫌になっちゃうな 幸せでいて欲しいなんて言うけど 本当は そんなこと 思っていないのかもしれない なんてね