足踏みばかりで疲れたな 値下げする 自分の価値をはかってばかり おやすみばかりが宙を舞って オチのない暮らしを繰り返す 君との日常が錆びてしまっても いつかきっと思い出すよ、 目を閉じて 見えない孤独に埋もれたあの夜よ、 弱虫だけど ひとりじゃなかったよ、 この手を離さないで 消えない袖を濡らしたあの夜よ、 最低だけど 嫌いじゃなかったよ ねえ、巻き戻そう 合槌ばかりで疲れたな 意味のない答えを探してばかり ごめんねばかりが宙を舞って オチのない暮らしを繰り返す 君との生活が溶けてしまっても 足元を灯すから、目を覚まして 言えない本音を隠したあの夜よ、 ああ 癒えない痛みを抱えたあの夜よ、 見えない孤独に埋もれたあの夜よ、 強がったけど ひとりじゃなかったよ、 この手を離さないで 消えない袖を濡らしたあの夜よ、 最低だけど 嫌いじゃなかったよ もう、戻らない