わかってくれと言わないで 笑っていたい "もし"重ねてわかること 遠すぎて少し怖かった 伸びるほどに 不揃いになる窓辺の枝葉 さあ揺れてる 季節が縁取る愛想 涙が一粒 船出の海へ とけたら 手を振り ぼくらはゆく 愛してくれとは言わない 愛していたい 大人すぎるあなたから 憎まれ口も聞いてみたい 星屑 一粒 朝日に消えて 振り払い わななき ぼくらはゆく 埋め合わせの社交場じゃ足りない 誤魔化しきれないほどに 毎日が夜明け前夜 涙が一粒 船出の空に 手を振り 泣き笑い ぼくらはゆく 帰れないここまで 来てしまったけど 最果ての果てで きっと会える