鍵盤の上を歩く この歌のほとりで テレビの中では 踏ん反り返って笑う人 偉そうな 言葉 吐くのさ トンネルの中 叫ぶ 背が伸びるにつれて 見えるものが増え 見えなくなるものも増えて 返してよ それは僕のさ マッチで 映る影絵 灰色で膨れる胸 咳込みがちの 肌と肌重ねて 曲線が交わり 鋭角が産まれていく 美しい夜の唄 透かして見てみるの 透明の赤と 森の奥の群れ 一度に弾け飛ぶ どうしたの ああまたやつらか 雨で 濡れた羽 灰色で膨れる胸 咳込みがちの 肌と肌重ねて 曲線が交わり 鋭角が産まれていく 美しい夜の唄