曇り空が涙を溜めて 今にも泣き出しそうなら 降らせばいい スモッグで覆われたこの街を 洗い流せ 校舎の隅 傘を開けば始まるラヴストーリー 曇り窓なぞる指で物語を描こうか? 太陽も泣いてる 通り雨がキミを濡らして 動けなくなるのなら迎えに来るよ 翼を広げて 雨の日か巡り逢えない貴方はどこか 儚げで 黒い雨に射たれた傷は今でも 色褪せない記憶 古ぼけた時計の鐘が告げる ワンダフルストーリー 水溜まり跳ねる雨粒が雑音を 奏でていく 太陽も泣いてる もしも今日が晴れのち雨で 立ち止まっているなら キミの傘は傍に在るから 誰もが頬を雨で濡らして 胸に咲く花に水を与えて 行くのだろう 太陽も泣いてる 通り雨がキミを濡らして 動けなくなるのなら迎えに来るよ 翼を広げて 太陽も泣いてる もしも今日が晴れのち雨で 立ち止まっているなら キミの傘はここに在るから 太陽も泣いてる やがてキミを月が隠して おもいっきり泣いたなら 虹の架かる空を魅せてくれ