去って行った一人の少女。 偶像、思想。 聞こえた叫び声は消えてく。 指先、すり抜けてく、冷たく。 だって、こんな日々は二度と きっと来ないから。 鍵が開く音、 時計台の鐘が響いていた。 君の名前は消えてゆくの。 夢の中の街の様。 枯れた青い花を眺めて、 無くした時を二つに切った。 体に残った傷を舐めても、 変わらない、傷も消えない ずっと消えないで。 ホテルのロビーと、 時計台の鳥は泣いていたよ。 何故か15年前の事 思い出してしまうのは、 何も変わってないからなの。 僕の名前も二つに切って。 君の名前は消えてゆくの。 夢の中の街の様。 枯れた青い花を眺めて、 無くした時を二つに切った。 何故か15年前の事 思い出してしまうのは、 何も変わってないからなの。 僕の名前も二つに切って。