描いた理想を 悉く焼べる此岸 燻した世相の 煙たさにたじろぐの 蟠り重ねて 何度も燃え尽きて それでも熾すさ 撒き散らせ火花 怖がらないで 捉われないで 切り落とせ火蓋 絶やさないで 人たる火種を ひとりまたひとり 集うエントロピー 計り知れず 膨らますほどに 気を蝕む糜爛 然れども焦がれて 何度でも燈して さあここから着火!! 焚き付けろ火縄 火傷したって 爛れたって 振り払え火の粉 怯えないで 織成す火炎を 狭窄に逃げた 無間だって 地獄だって 欲界の灰汁さ 忘れないで 生きること 撒き散らせ火花 怖がらないで 捉われないで 切り落とせ火蓋 絶やさないで 人たる火種を 焚き付けろ火縄 火傷したって 爛れたって 振り払え火の粉 怯えないで 織成す火炎を