水面に落ちた 花火ひとつ ゆらり ゆらり ほどけてく 君の横顔 見上げるたび 心だけが 空を泳ぐ あと一秒 あと一歩だけ 咲いて 消えて 咲いて 消えて 恋は花火に よく似てる 君は知らない この胸だけが 夜空のあとを 探してる 浴衣の袖を 風が揺らし 言えない声を 隠してた 笑った君が 遠くなるたび 夏の匂いも 薄れてく もう少しだけ 夢を見せて 咲いて 消えて 咲いて 消えて 光ばかりが 残ってる 君のとなりは 近いのに 届かないまま 朝になる 最後の色が 空に溶けて 私の恋も 溶けていく それでもきっと 忘れられない 夏は一度しか 咲かないから 咲いて 消えて 咲いて 消えて 恋は花火に よく似てる 好きと言えずに 終わる夏でも 君は私の 夏だった 咲いて 消えて また咲いて 夜空の奥で 揺れている 花火の煙 風に消えて 君の名前も 夏になる
