笛吹きおじさん

歌詞

こっちの世界は月が1つ 軌道に沿ってひとりぼっち 衛星通信 探査機が訪れる しらけた場所さ るららるらら そっちの世界は月が2つ 薄いピンク色に輝く 2つの月面へ音楽を鳴らす 笛吹きおじさん ぴゅるりらるらら そっちの世界は3つの季節 笛の音が合図 気温を変える 季節を操って空をみつめてる 笛吹きおじさん ぴゅるりらるらら 季節がめぐる おーい お天道様をよぶ 笛の音色空をぬりかえる 遠い星の音楽が 僕のベッドにすべりこんできたよ こっちの空は4ヶ月も雨がない 炎天下にしおれてった クリスマスローズ あの娘の涙を隠すものもない しらけた場所さ るららるらら そっちの空は森もビルも 虹色に輝く雨を降らす 世界の色を無理矢理ぬりかえていく 笛吹きおじさん ぴゅるりらるらら そっちの星は 老人がいない 工場のガスで 長生きできない 余命数時間 笛吹きおじさん 暴れ回る ぴゅるりらるらら 季節が壊れた 空が割れて 雲が落ちてく 5線譜とびだしてく音色 土砂降り雨あられ のみこまれて洪水 おじさんの笛は鳴り響く おーい お天道様はどこだ 笛の音色空をかけめぐる 遠い星で音楽が 息絶えるまでめぐる季節 おーい お天道様をよぶ 笛の音色空をぬりかえる 遠い星の音楽が 僕のベッドにすべりこんできたよ ところで僕は ロクに眠れずに 戦場へ向かう砂漠の兵士 戦闘機にのってあの娘の町へ とんでいくところ撃ち抜かれた 7色の光が やわらかな暗闇が お天道様が ぴゅるりらるらら ぴゅるりらるらら ぴゅるりらるらら ぴゅるりらるらら るららるらら しらけた場所に音楽は響く ぴゅるりらるらら るららるらら 季節がめぐる