淡いブルーのさ 渡り尽くした歩道橋 はしゃぐのはそう、 決まって君 真っ白な吐息を くゆらせていたかと思えば “お気に”のポストの お隣でポーズ 乗り捨てられた 自転車も疲れちゃってる もっと遠くへ 行けるはずだったのにね 同じ歩幅で歩いてると どんな悲しみも吹き飛ぶなあ 君のくしゃくしゃな笑顔を見た どんな苦しみも吹き飛ぶなあ 淡いブルーのさ 渡り尽くした歩道橋 「無くなるんだって」 「もう、決まったらしい」 真っ黒な瞳を 沈ませていたかと思えば “お気に”のポストの お隣でピース 変わらないでよ 置いてかないでよ 変わらないから 置いてかないから 乗り捨てられた 自転車も疲れちゃってる もっと遠くへ 行けるはずだったのにね 同じ歩幅で歩いてきた どんな悲しみも抱きしめた 君のいろんな涙を見た どんな苦しみも抱きしめた 仕方がないよな って、それがどうした 仕方がないのか もう、手立てはないのか あのオレンジのラインの 特快の走る街を君と歩きたい 日々を歩みたいよ ワンルームから 鍵もかけず飛び出して 少し前を歩いている どこかへ行ってしまいそうな君 ハーフアップとおさげが揺れてる 変わらないね 「それじゃ、散歩でもいこっか」