気がつけばもうこんなにも 風が冷たくなっていたのね 夜が早くなるほど 心地よくて 心が堕ちてゆく 壊れそうなほど 綺麗に見えてしまうのは どうして どうして きっと 分かっていてもやめられないの そういうものだったんだよ もう戻れない あの約束は約束のまま ねえ 守れないなら要らなかった ねえ私 嫌じゃない 傍に居れるならさもう 何も要らない なんて言えない 愛して欲しい どこにも行かないで 言えるのは夢の中だけ 忘れようとして また夢で出会ってしまって 今日だって 泣いているのは私だけ あなたは違う それが何よりも悲しいの どうしてこう夜に限って 私の頭は冷静なの 考えれば考えるほど 悔やんでも悔やみきれないの だってそうでしょう? 離れたくなかった いつまでも傍に居れると 思ってしまった あなたと生きていきたかったの ねえ私 嘘じゃない 確かに愛してた あなたの全てを これで終わり? もう会えない こんなに苦しいのね 心が破けそう 悲しいは要らない 泣きたくない 苦しいから恋だなんてもう 耐えられない じゃあね ごめんね あのね どうかお願いだから 愛されていたこと きっと忘れないでね