あの花を見ると 思い出すのは 私だけじゃないよね ねぇ、あそこ寄って帰ろう 君はいつだって 少し躊躇した挙句頷くよね そこも好きだったな お揃いのスニーカーも あまり履かなくなって それでもどこかで繋がってるって いつも思ってたよ 朝、君の熱を残した 枕がたまらなく好きだった あれ、どこから間違ったの ゲームみたいにセーブ出来たらな ねぇ、きっと覚えてるかな 君と手繋いで 少し遠回りして帰ったよね 楽しかったな 時代は変わるように 変わらずにいられない 不確かなことに互い目を背けてた それがダメだったかな 朝、君の背中残して 合鍵もポストに入れたよ あれ、本当は起きてたのも 知ってたなんてもう遅いかな 朝、君の枕冷めたまま でもこれできっと良かったと いつか言えるように またね